MFC VC++ アプリケーション Tip集 サイト

1章.アプリケーションを作ろう。

1−1.MFCアプリケーションの種類

MicroSoftはプログラマーにとって開発を円滑に行いやすくするために
MFC(MicrosoftFoundationClassの略称)を提供しています。

MFCアプリケーションには主に3種類のタイプが存在します。

・MDI アプリケーション
・SDI アプリケーション
・ダイアログベース アプリケーション

ここではその3つのアプリケーションを紹介します。

@MDI(Multiple Document Interface)
Windowsアプリケーションソフトにおいて、アプリケーションソフトのウィンドウの中に複数の文書ウィンドウを表示する方式です。WordやExcel等のソフトがそうです。

Documentってなんだろう?
例えば、Excelは複数のシートがあります。
はじめにExcelを開くと3つのシートがありますよね?
各シートでは個々のデータを持つことが出来ます。
そして、シート毎に独立しています。
これはドキュメント単位でシートとしてデータを管理しているからです。

VC++でMDIアプリケーションを作成する場合、
このようなアプリケーションとして作成します。


上段にメニューその他があって、スクリーンの大半は、作業領域になっています。
しかもその作業用領域は、複数、同時に開くことができます。
初心者は、「MDI」 は、あまり使いません。

ASDI(Single Document Interface)
SDIはMDIのドキュメントを1つしかもたない、
アプリケーションです。
その分、ビルドやコーディングは早くなります。


Bダイアログベース
「ダイアログベース」は、アプリケーションの外観が
ダイアログになっているものです。


これが一番簡単です。
「OK」 ボタンと、「キャンセル」 ボタンは、最初から貼りついています。

では、まずはじめにダイアログベースから作ってみましょう。
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